カメラ初心者必見！失敗しないデジカメの選び方

友達のSNSやインターネット上で見かける素敵な写真を見て「こんな風に撮ってみたいなぁ」と思うことありますよね。自分が持っているスマホではこんな写真は撮れないし、どんなカメラを買えばいいのかな？と悩みますよね。

 

カメラを販売している家電量販店なら最適なカメラを選んでくれるかも？と思うかもしれませんが、いろんな家電を取り扱っている量販店ではカメラの専門知識はなく、そこで販売されている少ない種類のカメラから選んでおすすめされる場合が多いと思います。

 

カメラの購入相談で一番良いのはカメラ専門店になります。カメラ専門なので従業員の中には実際にカメラを趣味にしている人もいますし、カメラやレンズを熟知した人もいます。でもカメラ専門店は近くにないし、カメラに詳しい友人もいない。これからデジカメを購入してステキな写真を撮ってみよう！というカメラ初心者のみなさまへ、今回はデジカメの選び方についてお話します。

 

デジカメ選びのポイントは３つ

 

・何を撮るか

 

・どこで撮るか

 

・購入予算

 

まずはこの３つのポイントを明確にしましょう。

 

例えば、子供が生まれたから家で子供のかわいい写真を撮りたい、旅行に持っていける小さなカメラが欲しい、息子のサッカーや野球の試合を撮りたい、作品と呼べるような一枚を撮影してみたいなど。何を撮りたいかをまずはイメージしてみましょう。

 

購入予算は〜万円までと決めておくとカメラを選ぶときに金額で絞り込みができます。カメラは購入時にメモリーカードやカメラバック、レンズ保護フィルターなど、その他いろいろと必要なものが出てきますので、カメラだけの金額ではなくカメラアクセサリー類などの予算もかかるということを覚えておいてください。

デジカメは大きく分けて3種類

 

◉コンパクトデジカメ

 

ポケットに入るくらいの大きさで小さくてコンパクトなので携帯性に優れています。さっと取り出してぱっと撮影できるのはスマホの感覚に近いですね。近年スマホのカメラ性能が良くなり、十分きれいな写真が撮れるようになってきたのでコンパクトデジカメの必要性が薄れてきています。しかし最近は高性能な一型センサー搭載のコンパクトデジカメが人気があります。

リコーのGRⅢやソニーのRX100シリーズ、フジフイルムのX100Vなど個性的で高性能なコンパクトデジカメは作品性の高い写真が撮れるとハイエンドユーザーがサブ機に使っていたりとても人気があります。

レンズ交換はできないので、携帯性重視の人に向いています。

 

◉ミラーレスカメラ

 

レンズ交換ができるカメラです。広角から望遠まで、撮りたいものによってレンズ交換ができるので撮影できる幅は広く、電子ビューファインダーや液晶画面で写真の明暗や色味などを調整し効果を確認しながら撮影ができます。

レンズ交換により作品性を重視したい人、一眼レフよりも小さいので携帯性や機動力を重視したい人に向いています。

 

◉一眼レフカメラ

 

ミラーレス同様、レンズ交換ができるカメラです。ミラーレスよりボディ、レンズとも大きくなり、グリップが大きいので操作性が良く堅牢性にも優れています。光学ファインダーで実像を確認しながら撮影ができるので、動きの速い被写体に対してピント合わせがしやすくなります。バッテリーもちに優れているので長時間の撮影にも向いています。

 

関連記事：どっちを選ぶ？一眼レフとミラーレスの違い

 

デジカメ選びはセンサーサイズも重要

 

デジタルカメラの心臓部とも言えるセンサーはイメージセンサーや撮像素子と呼ばれています。これはレンズから入ってきた光をデジタル画像に変換して出力してくれる電子部品のことです。昔のカメラで言うとフィルム部分にあたります。

 

 

カメラの機種によってこのセンサーサイズには違いがあり、大きく分けて4種類あります。

 

◉　1/2.3型、1型センサー

 

◉　マイクロフォーサーズ

 

◉　APS-C

 

◉　フルサイズ

 

 

 

センサーサイズが大きいほど光を多く取り込むことができ、色の再現性、階調、ボケ味の豊かな写真が撮影できます。センサーサイズは画質の良さに繋がるわけですが、写真の画質を決めるものはセンサーサイズだけではなく、画像処理エンジン、レンズの性能なども関係してきます。また、センサーサイズが大きくなるとカメラボディも大きくなるので携帯性は悪くなります。

 

関連記事：センサーサイズは大きい方が良い？自分にあったカメラ選び

 

カメラに必要な機能が付いているか

 

カメラにはいろんな機能が付いていて、自分にとって必要なものとそうではないものがあります。自分の必要とする機能は何か考えましょう。

 

・登山やアウトドアでカメラを持って行きたい場合は突然の雨や風など過酷な環境の中で使うため防塵防滴機能

 

・自撮りや動画撮影を重視したい場合はバリアングルモニター

 

・スポーツ撮影をする場合は高速連写機能

 

・暗い場所での撮影には明るいレンズと手ぶれ補正機能

 

カメラ選びのポイントは、自分がどんな環境でどんな写真を撮りたいかを明確にしておくことで、カメラのタイプをある程度絞り込むことができます。また必要な機能や性能が備わっているか。迷った場合は欲しい機能や性能に優先順位をつけて決めましょう。画質の良さを重視するか、携帯性を重視するかなど自分にとって何が最適なのか優先順位を決めておくと良いでしょう。