曇りの日でもいい写真が撮りたい!撮り方テクニック
毎日の冬空、スッキリ晴れなくてどんよりと曇った日が多いですよね。写真を撮りに行きたいけど曇ってて薄暗いから良い写真が撮れない。と思っていませんか?実は曇りの日だからこそ撮れる景色や撮影テクニックがあるんです。曇りの日ならではの撮影チャンス、新しい視点で被写体を探しに出かけてみましょう。
曇りの日に写真がうまく撮れないのはなぜ?
撮った写真を見てイマイチだな、と思うことありますよね。いまいちだと思う理由の一つに光の当たり方があると思います。撮影時に曇っていたから写真がぱっとしないって経験ありませんか?
曇りの日は光が弱く、陰影がつきにくいから写真に立体感が出ません。写真がぱっとしない理由は陰影のなさです。コントラストが弱くメリハリのない写真に仕上がるからですね。また、色の発色も曇りの日は鮮やかさに欠けます。どんよりした色味に仕上がりスッキリとした色味を再現することがむずかしいからです。
これが曇りの日は良い写真が撮れない、と思い込んでしまう原因です。風景写真などは特に空が真っ白になりますので、空をたくさん入れた構図だとイマイチな仕上がりになりますね。
曇りの日は
・光が弱い
・光の陰影がつかない
・コントラストが弱くメリハリのない写真になる
・色味がはっきりと再現されない
しかし、曇りの日の撮影のデメリットも考え方一つでメリットに変えることができます。天候は日々変わりますので、その時の天候の条件を生かす撮影方法を身につけましょう。
晴れ、くもり、雨とそれぞれの光の条件で最適な写真の表現方法があります。
曇りの日にいい写真が撮れる理由とは?
晴れた日の夏の太陽をイメージしてみてください。ギラギラと光が強く、逆に影はとても濃くでます。光の明暗、コントラストがとても強いですね。強い光の下で人物の撮影をすると鼻の下やあごの下に影が出てしまいます。帽子をかぶった人を撮影すると顔が真っ暗に写ってしまうこともあります。
それに比べて曇りの日は太陽の光が雲によって遮られているため、光が拡散されて弱くなります。そのため夏の強い光と比べて影もうすくなります。雲によるディフューザー効果で光がフラットで優しく、コントラストの弱い写真が撮れるということです。
曇りの日は
・光がフラットで優しい
・光の明暗、コントラストが弱い
・影がうすくなる
・色合いが優しい
このように考えることで曇りの日の光の状況をメリットとして生かす撮影ができると思います。
曇りの日の撮影に適した被写体は?
では曇りの日はどのような撮影に向いているのでしょうか?おすすめの被写体をご紹介します。
◉ お花や植物のクローズアップ
お花や植物は、曇りの日の光で撮影すると拡散された光が植物全体にあたるので影がつきにくく、ふんわりと優しい印象にすることができます。晴れた強い光の下でお花を撮影すると、余計な影が写り込んでしまったり、色味も強く出てしまい硬い印象になってしまいがち。曇りの日の光なら、お花の花びらやめしべなど繊細な作りのものは輪郭も優しく表現され、優しく儚げな印象に撮影をすることができます。
◉ 森林や渓流、滝
森林の葉っぱや渓流など強い光の下では葉っぱや水面の反射がおきてしまったり、光があたる場所と当たらない場所では輝度差が大きく、コントラストの強い写真になってしまいます。また光のあたる場所が白飛びしてしまったりと露出もむずかしくなります。
曇りの日の光なら風景全体にフラットな光が周り、植物の色や岩などのディテールをはっきりと写しだすことができます。全体的に落ち着いたしっとりとした質感を表現することができます。
◉ ポートレート
曇りの日は雲がディフューザー効果となり光が柔らかいため、不要な影が出にくく顔のアップ写真も撮りやすいです。マットな印象の肌の質感を表現できます。白い服でも白飛びすることがないので服の素材感も写しだすことができます。モデルさんにとってもメリットがあり、太陽の方向や上を向いても眩しくないので自然な表情を狙うことができます。
◉ モノクロ撮影
曇っていて色味がはっきりと再現できない状況なので、いっそのことモノクロで撮影をしてみましょう。どんな被写体でも色味のない白と黒の世界では作品性が高まります。また色がないことから光に敏感になるので光と影を繊細に表現することができます。曇りの日に撮影をしていてイマイチだと感じたらモノクロ撮影に切り替えてみてください。
曇りの日の撮影設定で気をつけること
一番気をつけなければいけないのは手ブレです。曇っているので光量が不足して暗いということです。シャッタースピードが低速になりがちなのでいつもよりISO感度を上げましょう。ISO400〜800くらいを目安にしてください。ISOオートに設定するのもおすすめです。ただしISO感度が上がりすぎるとノイズが発生して写真の画質が悪くなってしまうので注意が必要です。手ぶれ補正機能がついている場合にはONに設定してください。
絞りはあまり絞りこむとシャッタースピードが遅くなるのでなるべくF値を小さく、開放側で撮影すると光をたくさん取り込むことができます。
もしくは曇りの日ならではの仄暗い写真も雰囲気があって良いかもしれません。暗いなら無理に明るくすることもなく、暗さを生かして雰囲気重視で撮影をしてみてください。
どんな天候でも対応できるように、その時の太陽の光を最大限に生かせるよう撮影を楽しみましょう。
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