写真集と写真の本
みなさまこんにちは。いつも百獣の買取王カメライオンブログを御覧いただきありがとうございます。
今週は最近買った写真集と写真の本をご紹介させていただきます。
たくさん買っちゃいました・・・
いつも写真の師匠から写真集を買え、写真展に行け!と強く勧められています
写真集を手に取ることで、写真の初心者は技術的なスキルはもちろん、写真を通じた表現の幅を広げることができます。
好きな写真家さんの写真集を手にしたときのワクワク感を味わってみませんか?
ということで、まずは写真集のご紹介。
1. Saul Leiter(ソール・ライター) / The Centennial Retrospective
出版社:青幻舎
Saul Leiter / The Centennial Retrospective
2023年11月4日 初版発行 / 2024年3月25日 第2刷発行
アメリカの写真家「ソール・ライター(1923〜2013)」生誕100年の写真集です。
初版はあっという間に売り切れてしまい購入することはできませんでしたが、増刷されたタイミングで購入できました。
ソール・ライターは、20世紀を代表するアメリカの写真家の一人で、特にストリートフォトグラフィーとカラー写真における革新者として知られています。1923年に生まれたライターは、美術家としてのキャリアを絵画から始めましたが、1940年代に写真へと移行しました。彼の作品は、日常の瞬間を捉えながらも、その中に幻想的かつ詩的な要素を見出すことに成功しています。
2. TOSHIKI NAKANISHI / オプタテシケ
出版社:Case Publishing
写真集「オプタテシケ」北海道の写真家「中西敏貴」さんの最新の写真集。
写真集ですが、本というよりは質の良い写真の集合体。一枚一枚切り剥がしてフレームに入れて飾りたくなるクオリティ(写真も印刷も)です。全作品モノクロですが、十勝連峰の風景を原始地球のようなイメージで切り取られています。
オプタテシケとはアイヌ語で「槍がそこにそりかえっている山」という意味の山で、十勝連峰の最北に位置する形のいい山。
中西敏貴さんは40歳を過ぎてから公務員を辞めて北海道に移住した写真家です。
次は普通の書籍をいくつかご紹介します。
3. 中西敏貴 / だから写真で生きていく
出版社:梓出版社 / 2022年1月20日 第1刷発行
中西敏貴氏の『だから写真で生きていく』は、プロの写真家としての道を歩む彼自身の経験と洞察に基づいた書籍です。
この本では、写真を通じて人生をどのように豊かにしていくか、そして写真を職業として選んだ場合に直面するであろう様々な課題とその克服方法について語られています。
中西敏貴さんは国内外で数多くの賞を受賞し、写真展も多数開催しています。
彼の作品は、独自の視点と深い感情表現で高く評価されており、特に人物写真におけるその技術は非常に評価されています。
『だから写真で生きていく』は、写真を仕事にしたいと考えている人はもちろん、写真を趣味として楽しんでいる人にとっても、写真の可能性を広げ、インスピレーションを得るための貴重な一冊と言えるでしょう。
4. ワタナベアニ / カメラは、撮る人を写しているんだ
出版社:ダイヤモンド社 / 2024年1月30日 第1刷発行
『カメラは、撮る人を写しているんだ』は、写真家ワタナベアニによる写真集兼エッセイです。
この作品では、写真を通じて自己表現をする過程での思索や、写真撮影が個人の内面とどのように関わっているかについて深く掘り下げています。被写体だけでなく、撮影者の感情や視点、内面もまた写真に映し出されるという考えを基に、自身の写真作品を展開しています。
とても読みやすい本です。写真の本なんですが、ビジネス書のようにも感じました。
5. 九鬼周造 / 「いき」の構造
出版社:パイ インターナショナル / 2022年1月20日 初版第一冊発行
九鬼周造の『「いき」の構造』は、日本独自の美意識である「いき」についての深い考察を行った著作です。
この本は、日本文化と精神性に根ざした「いき」という概念を哲学的に解析し、その独特な美学を西洋哲学との比較を通じて論じています。
九鬼周造は、この作品で「いき」という美意識が持つ繊細さ、曖昧さ、そしてその背後にある深い精神性を明らかにしました。
「いき」とは、元々江戸時代の町人文化において形成された美意識であり、抑制された情熱、洗練された振る舞い、そして何事にも動じない心の構えを含意しています。
九鬼周造によれば、「いき」は日本人特有の感受性と深く関わり、日本人の生き方や美的価値観を反映したものであるとされます。
私はどちらかというと、「いき」云々よりも、その言葉を補足する写真に惹かれて購入しました。
6. 菅原一剛 / 写真がもっと好きになる(改訂版)
出版社:インプレス /2023年1月21日 初版発行
菅原一剛の『写真がもっと好きになる』は、写真撮影の楽しさや魅力を広げ、読者に写真をより深く楽しむ方法を提案する本です。
この本では、写真の基本的なテクニックから、撮影時の心構え、さらには写真を通じたコミュニケーションの取り方まで、写真に関わる多様な側面が語られます。
また、『写真がもっと好きになる』は、初心者から上級者まで、あらゆるレベルの写真愛好家にとって有益な情報やインスピレーションを教えてくれます。
具体的な撮影テクニックの解説だけでなく、写真家としての生き方や、被写体との向き合い方についても触れられており、写真に対する愛と情熱が伝わってくる一冊です。
『写真がもっと好きになる』は、写真をより深く理解し、自分自身の写真表現を豊かにするためのガイドブックとして価値ある存在となるでしょう。
7. ハービー・山口 / 人を幸せにする写真
発行所:株式会社トゥーヴァージンズ
8. ハービー・山口 / 良い写真とは?
発行所:株式会社トゥーヴァージンズ
ハービー・山口さんの『人を幸せにする写真』と『良い写真とは?』は、写真を通じて人々に感動や幸せを伝えることの大切さと方法を探求した作品です。
これらの本は、写真家として長年にわたり人々と深く関わり、数多くの心に残る写真を撮り続けてきたハービーさんの豊かな経験と深い洞察に基づいています。
『人を幸せにする写真』について
この本では、写真が人々の心にどのように響き、人生にポジティブな影響を与えることができるのかを、実際の撮影例やエピソードを交えて紹介しています。ハービーさんは、単に技術的な指導をするのではなく、写真を通じて人と深く繋がる方法、そしてその瞬間をどのように捉えるかに焦点を当てています。
この本は、写真が単なる記録ではなく、人々の感情を動かし、記憶に残る強いメッセージを持つことができることを教えてくれます。
『良い写真とは?』について
『良い写真とは?』では、写真の「良さ」を定義するための基準や考え方について、山口さんの視点から深く掘り下げています。
技術的な完璧さだけでなく、写真に込められた意味や、撮影者の意図、そして写真を見る人々がどのように感じるかという視点から、「良い写真」とは何かを考察しています。
「良い写真」とは、見る人の心に強く訴えかける写真であり、そのためには技術だけでなく、撮影者の情熱やメッセージが重要になるとしています。
両書ともに、ハービー・山口さんの暖かく、時にはユーモアを交えた語り口で書かれており、写真撮影に対する新たな視点やインスピレーションを提供してくれます。
これらの本は、プロの写真家を目指す人だけでなく、写真を趣味とする人々、そして写真を通じて人とより深く関わりたいと考えるすべての人にとって、価値ある読み物と言えるでしょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今年もあっという間に 1/4 が終わりました。場所によっては桜も散ってツツジが咲き始めています。
季節の変わり目なので皆様くれぐれもご自愛ください。それではまた。
それで、実際に比べたらホントに高く買い取ってくれるかわかるでしょ?
それなら、Google口コミを見てみて。実際に売った人の声が見れるから。やっぱりお店選びは、口コミを見ないとね!
みんな、喜んでるんだね。こんな店なかなかないよね!
買取が終わったら、ブロックしてもいいんだし、とりあえず登録して相談してみたら?
まずは、一度LINE登録して相談してみるよ!
で、どうやって登録するの?