高価買取します!ニコンの名機 Nikon F3
ニコンのお宝を使わずにお家で眠らせてませんか?
今回ご紹介するのはニコンのフィルム一眼カメラ
Nikon F3です!!
1980年の発売から2000年まで長きにわたってロングセラーを続けたフィルム一眼レフの名機です!20年間も発売されていたカメラなのでお持ちの方も多いと思います。「F一桁」シリーズのひとつでプロ用に作られたフラッグシップモデルとなります。さすがニコンの信頼性と堅牢性です。いまだに正常に動くものが多く、付属品や元箱も綺麗なまま残っていれば高額査定の可能性もあります。
さて、ニコンのロングセラーフィルムカメラ「Nikon F3」をこれから購入の方も、売却をお考えの方も「Nikon F3」の魅力についてご紹介します。
Nikon F3 の詳細
【形式】 電子制御式35mm一眼レフレックスフォーカルプレーンシャッターカメラ
【レンズマウント】 Nikon Fマウント
【露出制御】 A 絞り優先オート、マニュアル
【ファインダー視野率】 約100%
【測光方式】 TTL中央部重点開放測光
【電源】 SR44、LRタイプ×2個 CR-1/3Nタイプ×1個
【大きさ】 約148.5×96.5×65.5mm
【重量】 約715g
【Nikon F3】電池切れでも撮影可能?!
Nikon F3が発売された1980年、高度経済成長によって多くの家電製品が使われ、時代は「省エネ」モードに突入した頃、ニコンは初めての電子制御式シャッターを採用します。それまでは電力がなくてもシャッターが切れる機械式シャッターだったわけですが、電子制御にすることで、絞り優先オートで露出も自動で決定する便利さ。「Super Nikon」というキャッチコピーで登場します。電子制御なんで、もちろん電力がなければシャッターが切れませんが
なんと…
緊急用シャッター1/60!!
が用意されているのです。
撮影中に電池切れを起こしても、ロシアの寒冷地に行っても、省エネモードで撮影したい人も大丈夫です!この緊急用シャッターは機械式シャッターなので電力不要で動いてくれます。さすがニコン様!!と言いたくなる素晴らしい機能ですね。
緊急用シャッターで電池切れでも撮影可能
【Nikon F3】ボディデザインは有名な車のデザイナー
このF3はイタリアの工業デザイナーの巨匠、ジウジアーロ氏によるものだそうです。以降ニコンのグリップ部にある縦の赤ラインはジウジアーロ氏のデザインを引き継いだものと言われています。現行機種の一眼レフはFX(フルサイズ)DX(APS-Cサイズ)全てグリップ部分に赤の横ラインで採用されていますね。ニコン独特のグリップ部分の赤のラインはここから始まったということです。
【Nikon F3】宇宙にも行ったカメラ
F3にはアメリカNASAのスペースシャトル『コロンビア』号に搭載されたという話があります。F3をベースに外装を金属製にした特別仕様モデル、モータードライブ付きの「F3スモールカメラ」と長尺フィルム用の「F3ビッグカメラ」をNASAに納入しました。その後、現在においてもNASAの公式記録カメラとしてニコンDシリーズが宇宙空間で活躍しているということです。やはりニコンは過酷な環境でも丈夫で壊れにくい。確かな堅牢性は現在も引き継がれています。YouTubeのニコン公式チャンネルでは、宇宙からニコンのカメラで撮影した地球のタイムラプス映像を見ることができます。
F3には多くのバリエーションモデルがあり、下記のモデルが発売されています。
①F3(アイレベルファインダーDE-2付)
1980年発売。F3のベーシックモデル。視野率100% 倍率0.8倍
②F3HP(ハイアイポイントファインダーDE-3付)
1982年発売。ファインダー倍率が0.75倍になり、接眼窓から25mmほど離れても全視野が見渡せるので、眼鏡をかけた状態でも像が見やすくなっています。
③F3/T(ハイアイポイントファインダーDE-4付)
1982年 チタン色発売・1984年 ブラック塗装発売。外装にチタンを採用したモデル。ファインダーはハイアイポイント仕様でチタン外装のDE-4。
④F3AF(オートフォーカスファインダーDX-1付)
1983年発売。初のニコン一眼レフのオートフォーカス化。
⑤F3P(ハイアイポイントファインダーDE-5付)
1983年発売。報道カメラマン、プロカメラマンの要望を取り入れて作られたニコン初のプロ仕様量産モデル。
⑥F3H
1996年発売 。アトランタオリンピックが開催された年に限定受注生産されたモデル。36枚撮りフィルムを約2.6秒で撮りきるハイスピードな高速連写が可能。生産台数は500台程度。
⑦F3 Limited
1993年発売。スペックはF3Pと同様ですが、ボディ外装に「Limited」の刻印が入っています。
F3HPのハイアイポイントファインダーDE-3
F3のバリエーションの多さにはびっくりですね。ニコンのF一桁シリーズは初代FからF2、F3、F4、F5、F6まで発売されました。ニコンフィルムカメラのフラッグシップ機として人気のあるモデルばかりです。
ご自宅に使っていないニコンF一桁シリーズがありましたら、ぜひ買取査定に出してみることをおすすめします。ずっと使っていないから壊れていて価値がないかも?と自己判断せずに、ひとまず買取査定に出してみてください。思わぬところで高額査定となるかもしれませんよ。