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今回は大切なカメラやデータを守るために知っていただきたい3点をご紹介します! カメラの互換バッテリーは危険! カメラを手に入れたら多くの人が予備バッテリーを購入すると思います。ミラーレスは特にバッテリーの消費が早いので、撮影に行くときは予備のバッテリーを2、3個持っていく場合もありますね。カメラのバッテリーにはメーカーがそのカメラ専用に販売している「純正バッテリー」と社外品の「互換バッテリー」というものがあります。ネットショップなどでよく見かける〇〇機種対応などと書かれた互換バッテリーですが、純正バッテリーと比べて価格がびっくりするほど安いんです。私が使用しているカメラのバッテリーは純正品だと8,000円ぐらいしますが、これが互換バッテリーになると1,400円ぐらいで売ってたりします。これだけ価格差があると互換バッテリーでいいか。となりますが実はとても危険なんです。 ◉ 発火の危険性   使い続けるとバッテリー自体が大きく膨らんできて、カメラボディから取り出せなくなることもあるようです。最悪の場合はバッテリーが破裂して発火することも。カメラの故障とケガをする恐れがあります。過充電も発火の恐れがあります。純正のバッテリーや充電器には過充電対策もされているので安心です。   ◉ カメラの故障   互換バッテリーの電圧、電流はとても不安定です。そのためカメラ本体に悪影響を及ぼします。突然カメラの電源が落ちたり、フリーズしたり。最悪の場合はカメラ本体の故障につながることもあります。   ◉ 劣化も早い   フル充電しても純正バッテリーよりもちがわるく、結局何個もバッテリーを持っていくことになります。さらに充電を繰り返すことでバッテリーの劣化も純正より早いのですぐにダメになってしまいます。 ストラップの付け方、選び方、間違えると危険! ◉ ストラップ正しく取り付けていますか?   カメラストラップ の役割は落下によるカメラ、レンズの破損、故障を防ぐために取り付けるものです。しかし間違った付け方をしている人が結構いるんです。正しく取り付けないとストラップからカメラが外れてしまい、落下して大切なカメラを破損させてしまいます。また正しく取り付けたとしても使い続けていくうちに少しづつ緩みがでてきます。カメラストラップは定期的にしっかりと装着できているか確認をしましょう。取り付け方はカメラ購入時の取扱説明書に記載されていますので参考にしてください。   ◉ ストラップの選び方に注意!   ストラップの種類もいろいろありますが、自分のカメラ、レンズに合ったストラップを選びましょう。ミラーレス専用のストラップに大型一眼レフに望遠レンズを取り付けたカメラではミラーレス用のストラップでは重量が耐えきれず落下の危険性があります。ストラップを購入時は手持ちの機材の重量に見合ったストラップを選んでください。   ◉ カメラの置き方にも注意!   ストラップを取り付けたカメラをテーブルなどに置くとき、ストラップがだらんとテーブルの下に落ちていませんか?この置き方はかなり危険です。ストラップのひもが引っかかってカメラが落下という大惨事になりかねません。必ずストラップもテーブルの上に置くように気をつけましょう。 SDカードの放置、貸し借りは危険! ◉ SDカードを放置するとデータが消える?   最近はSDカードも価格が安くなってきたことから、撮影データをSDカードに入れたまま長期保管する人もいるようです。しかしこの保存方法はとても危険です。SDカードは衝撃や静電気に弱く、一瞬でデータが破損してしまうからです。また、SDカードやUSBメモリーなどはNAND型(なんど型)というフラッシュメモリで数年放置するとデータが消えてしまうそうです。具体的に何年なのかは不明ですが、長くても数十年ということなのでSDカードやUSBメモリーにデータを長期保存で使用するのは避けましょう。 ◉ 他人のSDカードの貸し借りに注意する   SDカードだけではなくUSBメモリーもそうですが、他人から写真の受け取りでSDカードを借りた場合、そのままパソコンに差し込むのはやめましょう。ウィルスが潜んでいる可能性があります。Windowsの場合、設定から「自動再生」の機能をオフにしておくことでSDカードやUSBメモリーを接続したときに自動的に実行されるのを防ぐことができます。 反対に他人にSDカードを貸すのも危険です。SDカード内の写真を消したとしても、SDカードはデータを復旧させることができるからです。今はネット上にフリーで使えるデータ復旧ソフトが出回っているので、いともカンタンにSDカードのデータを見られてしまうことになります。私は過去に謝ってSDカードのデータを消してしまったことがあるのですが、フリーのデータ復旧ソフトでほとんど復活しました。誤ってデータを消してしまった場合はとても助かりますが、他人にデータを見られる可能性もあるということです。貸し借りには十分注意しましょう。

写真を撮る時、何にピントを合わせていますか?オートフォーカスだからカメラにお任せ!でも良いのですが、自分の写真に作品性を持たせたい場合や、何か写真で表現をしたいのならピントはカメラ任せではなく、自分で設定することが大切です。また動いている被写体に対して、なかなかピントが合わせられない場合もフォーカス設定を変えることでピント合わせがしやすくなります。 オートフォーカス(AF)とは? カメラが自動でピントを合わせてくれる機能です。シャッターボタンを半押しすることで、カメラ内に組み込まれている測距用素子が焦点を自動で計測し、レンズをモーターで駆動させて自動でピントを合わせてくれます。最新のカメラや上位モデルのカメラはこのオートフォーカスの精度が高い傾向にあります。しかしオートフォーカスでカメラ任せにしていても時々失敗することもあります。「ピントの中抜け」という手前の人物を撮りたいのに後ろの背景のほうにピントが合ってしまうこともあります。これもカメラ側の設定や撮り方で解消することができます。   ピントを合わせる位置はどこにすれば良いのでしょうか?基本的には   ・撮りたいもの ・見せたいもの ・伝えたいもの   主となる被写体へピントを合わせて撮ります。 オートフォーカスの種類 カメラにはオートフォーカスモード(AFモード)という機能があり、撮る被写体によって切り替えて使うことができます。一般的には3種類のAFモードがあります。   ◉ AF-S(シングルAF)   一般的によく使われるAFモードで、シングルやワンショットと呼ばれます。シャッターを半押しすると一度だけピントが合い、そのままピント位置は固定されます。半押しを解除すれば何度でもピント位置を変えることができます。このモードの場合「フォーカスロック」が使えます。これはフォーカスポイントを撮りたいものに合わせ、そのままシャッターを半押しにしてピントをロックし、好きな構図にフレーミングする撮り方を言います。   ◉ AF-C(コンティニュアスAF)   スポーツや動く被写体に対して使われるAFモードで「コンティニュアス」や「サーボ」と呼ばれます。シャッターを半押ししている間はピントを合わせた被写体が動いてもピントを自動で合わせ続けてくれます。走っている子供や動物、飛行機や電車などピントを追いかけて追従してくれます。AF-Sのようにフォーカスロックはできません。   ◉ AF-A(AFモード自動切り替え)   シャッターを半押ししている間は、AF-SとAF-Cをカメラが判断して切り替えてくれます。ピントを合わせた被写体が止まっていればAF-Sになり、被写体が動き出せばAF-Cに自動で切り替わります。カメラが被写体の動きに合わせてAFモードを選択しピントを合わせ続けてくれます。   この3種のフォーカスモードについてはカメラメーカーによって呼び名が違います。例えばキヤノンはAF-Sを「ワンショットAF」、AF-Cを「AlサーボAF」、AF-Aを「AlフォーカスAF」と呼びます。呼び名に違いがありますが、基本的には同じ機能です。 フォーカスエリアの設定も重要 フォーカスエリア(またはフォーカスポイント)というのはピントを合わせる位置を選択することです。カメラのカタログに測距点〇〇点など表記されています。ピントを合わせる位置の数のことで上位モデルほどこの測距点の数が多くなります。   ◉ シングルポイント   自身が任意で選んだフォーカスポイント1点だけにピントを合わせることができます。 ◉ ゾーン   フォーカスポイント9点分ほどのゾーンに分けてその範囲内でピントを合わせます。 ◉ オートエリア   画面全体のフォーカスポイントから、カメラが被写体を判別して自動でピントを合わせます。 ◉ ダイナミック / 3Dトラッキング   最初にピントを合わせた被写体が動いても画面全体のフォーカスポイント内で自動で追従しながらピントを合わせてくれます。 このフォーカスエリアの呼び方もAFモードと同じくカメラメーカーによって様々です。フォーカスエリアは基本的にシングルポイント1点を使いましょう。ただし、動く被写体を撮る場合はそれ以外のゾーン、オートエリア、ダイナミックなどを使い分けてください。動かないものは点で合わせる、動くものは面で合わせるというイメージです。 オートフォーカスは被写体に合わせて設定変更しましょう ◉ AF-S + シングルポイント   動かない被写体を撮影する場合は基本的にこの設定で大丈夫です。シングルポイント1点を主となる被写体に合わせて撮ればOKです。ピントが中抜けする場合はフォーカスロックを使ったり、フォーカスエリアをワイドにしたり多点フォーカスエリアに変更すれば改善されます。   【向いている被写体】   風景、お花、スナップ、テーブルフォト、小さな被写体   ◉ AF-C + ゾーン   動く被写体を撮影する場合、ただし特定の範囲内で動きのある被写体に向いています。   【向いている被写体】   犬、猫、止まっている野鳥など ◉ AF-C + オートエリア   動く被写体を撮影する場合で、画面のどこから来るかわからない場合や予期せぬ動きをする被写体に向いています。   【向いている被写体】   スポーツ、飛んでいる野鳥、動いている子供   ◉ AF-C + ダイナミック/3Dトラッキング   動く被写体を撮影する場合、ピントを合わせたあと被写体の動きに合わせて追従してピントを合わせてくれます。   【向いている被写体】   飛行機、電車、スポーツ、飛んでいる野鳥、動いている子供 知ってると便利な機能「親指AF」 ミラーレスや一眼レフの特定の機種で設定をすることができます。これは通常通りシャッター半押しでピントを合わせるのではなく、カメラボディ背面にある親指の位置にあるボタンでピント合わせをする機能のことを言います。カスタム設定で親指の位置にあるボタンにピント機能を割り当てて使います。この親指AFにすると、シャッターとピント合わせが別々の動作になりますのでピント合わせがしやすく、動く被写体などでシャッターチャンスを狙うことができます。ただし親指AFは少し慣れが必要なので、最初は逆にやりにくい場合もあります。カメラのメニューからカスタム設定をしてみましょう。

今年の2月にシグマがXマウントに参入するということで公式発表がありました。そして4月、ついに待望のXマウントレンズが3本発売されました!さっそく使ってみたので作例と合わせてご紹介します!この3本、並べてみるとまるで三兄弟。コンパクト設計なのに全て開放F1.4です! Xマウントってなに?   これは富士フィルムのミラーレスカメラ専用のレンズ規格のことで、豊富に種類のある富士フィルムのAPS-Cセンサーのミラーレスカメラ専用レンズです。高画質で描写力の高さ、表現力の高さを持ち合わせたプロの現場でも使われているレンズです。   シグマってどんなメーカー?   シグマといえば高解像力がウリで純正よりも低価格で購入でき、レンズバリエーションも豊富に発売している国産のレンズメーカーです。全製品を福島県の会津工場で生産し、レンズは高品質で評判も良く、神レンズと呼ばれるほど人気の製品もあります。 レンズは3つのラインに分かれています。   ・描写性能に特化した高画質の「Art」   ・小型・軽量で高い光学性能を持つ「Contemporary」   ・動きの速い被写体や遠方の被写体を捉える「Sports」   この3つのラインから撮影目的、被写体に合わせて選べるようになっています。またシグマはレンズだけではなく、SIGMA fpといった個性的なカメラも発売しています。 シグマ初のXマウントレンズのレビュー! 今回、Xマウント用に発売されたのは広角、標準、中望遠の単焦点で軽量・コンパクトさが魅力のContemporaryシリーズから発売されました。   ・シグマ 16mm  F1.4 DC DN   ・シグマ 30mm  F1.4 DC DN   ・シグマ 56mm  F1.4 DC DN   DC(イメージサークルをAPS-Cサイズに合わせて設計した小型・軽量タイプ) DN(フランジバックをミラーレスカメラ用に短く設計したタイプ)   シグマのDC DN Contemporaryシリーズは小型で軽量、そして明るさを合わせ持つAPS-Cセンサーのミラーレス専用レンズです。では一本ずつ紹介していきます! SIGMA 16mm F1.4 DC DN Xマウント 【製品仕様】   焦点距離:16mm(35mm判換算24mm) レンズ構成:13群16枚 最小絞り:F16 最短撮影距離:25cm 最大撮影倍率:1:9.9 最大径×長さ:φ72.2x92.6mm 質量:405g フィルターサイズ:φ67mm   レンズの構成枚数が多く、諸収差を抑える特殊ガラスが入っているということで、絞り開放から高画質ということです。単焦点レンズのわりには大きく重たいので携帯性に劣るところがあります。X-T二桁やX-E、X-Proに装着するとレンズが大きく撮りまわしが悪そうです。グリップのあるX-S10やX-T一桁、X-Hのような大きめボディにはバランス良く装着できます。   富士フイルムの純正レンズに同じくXF16mm F1.4があるので、どちらにするか迷うところです。両者の大きな違いとしては最短撮影距離がXF16mmの方が15センチなので、寄れる広角レンズとして撮影バリエーションはこちらの方が多いと思います。あとは価格の面でシグマなら純正よりも1/3程度の価格ということになるので純正より寄れない点が気にならないのであればシグマの方がコスパの良いレンズになります。 シグマ 16mm  F1.4 DC DN ( ISO200 F8 1/800) シグマ 16mm  F1.4 DC DN ( ISO200 F1.4 1/1250) SIGMA 30mm F1.4 DC DN Xマウント 【製品仕様】   焦点距離:30mm(35mm判換算45mm) レンズ構成:7群9枚 最小絞り:F16 最短撮影距離:30cm 最大撮影倍率:1:7 最大径×長さ:φ64.8x73.6mm 質量:275g フィルターサイズ:φ52mm   35mm換算で45mmという焦点距離は人間の視野に近い画角で、日常のスナップ撮影や開放F1.4ならではのボケ感を出してテーブルフォトやポートレートなどいろんな撮影に使える万能な標準レンズです。小型・軽量なのにArtラインに匹敵する高画質な写りです。 富士フィルムXFレンズに30mmはないので、純正と比較するならXF33mm F1.4になります。こちらも純正の半分以下の値段で買えるのでコスパの良いレンズです。 シグマ 30mm  F1.4 DC DN ( ISO200 F5.6 1/320) シグマ 30mm  F1.4 DC DN ( ISO200 F8 1/500) SIGMA 56mm F1.4 DC DN Xマウント 【製品仕様】   焦点距離:56mm(35mm判換算84mm) レンズ構成:6群10枚 最小絞り:F16 最短撮影距離:50cm 最大撮影倍率:1:7.4 最大径×長さ:φ66.5x59.8mm 質量:280g フィルターサイズ:Φ55mm   35mm換算で84mmと中望遠でF1.4なので、大きなボケを生かしたポートレート向けのレンズです。富士フイルムの純正ではXF56mm F1.2があります。価格はこちらも純正の半分以下のお値段です。中望遠はあまり使わないけど必要な時にちょっと使いたいという人にこの安さはうれしいですね。 シグマ 56mm  F1.4 DC DN ( ISO200 F5.6 1/550) シグマ 56mm  F1.4 DC DN ( ISO200 F1.6 1/7500) シグマ 56mm  F1.4 DC DN ( ISO200 F8 1/200) 3本使ってみての感想としては、個人的には絞り優先で撮ることが多いので、絞りリングがレンズ側に付いていないのは少々使いづらいと感じました。 どのレンズもオートフォーカスの性能は優秀で、特にフォーカスが遅いとかピントが合いにくいといった印象はありませんでした。何よりも純正と比べて半分以下で買えてしまう価格の優しさ!!純正レンズ一本のお値段でシグマなら二本買えてしまいます。コンパクトで高性能、コスパの良いシグマのXマウントレンズいかがでしょうか?

前回に続きライブ撮影の撮り方について解説していきます。ライブは見に行かないという方でも、ピアノの発表会やお子様の音楽会など、舞台撮影をする機会はあるかと思いますので参考にしていただければと思います。前回はライブ撮影での注意点や使用する機材、便利アイテムなどをご紹介しました。今回は具体的に撮影時のカメラの設定や撮影ノウハウのお話になります。 ライブ撮影に最適な撮影モードは? まずプログラムオートではライブは上手く撮れません。基本的には動く被写体に対してはシャッタースピード優先かマニュアルモードで撮影をしましょう。カメラ初心者の人は突然のマニュアル撮影に不安を感じると思うので、シャッタースピード優先で撮る方が良いと思います。記録画質はRAWで撮影しておくと撮影後にパソコンで色味を補正したり、明るさを変えたり編集が可能になります。全ての撮影データを編集するのは大変!という場合は、データサイズが大きくなりますが「RAW+JPEG」の同時記録で撮影をし、必要なデータのみ編集をしましょう。 ライブ撮影時のISO感度はどれくらい? 暗い状況なのでISO感度は1600〜6400と高く設定する必要がありますが、あまりISO感度を上げすぎるとノイズが出てしまい画質の悪い写真に仕上がってしまいます。基本的には手動でISO感度を設定した方がノイズの少ないきれいな写真を撮影することができます。手持ちのカメラがどれぐらいISO感度を上げてもノイズが出ないか知っておくと良いですね。最新のカメラを使っているなら高感度耐性が強いのでかなり高く設定できます。古い機種を使っている場合はISO1600でもノイズでザラザラになる場合があります。ライブ撮影のような照明が次々と変化する状況ではISOオートに設定してカメラ任せにすると良いですね。その場合、上限感度を設定しておくと過剰にISO感度が上がらないので便利です。 ライブ撮影時の絞りとシャッタースピードは? ◉ シャッタースピード優先の場合   アーティストの動きの速さがどれくらいなのかにもよりますが、シャッタースピードは1/125から1/500程度に設定します。動きの速い被写体ほど速いシャッタースピードで撮影をしないと被写体ブレをおこしてしまいます。弾き語りなど動きの少ない場合は1/125程度で大丈夫です。   ◉ マニュアルモードで撮影する場合   絞りは基本的に開放側に設定します。シャッタースピードは被写体の動きを見て1/125から1/500程度に設定します。   絞りは開放で撮ることになるのでピント合わせはとてもシビアになってきます。これは慣れが必要なところです。ある程度開放でピントをきっちり合わせれるようになるまで練習をしましょう。 危険!勝手に光るAF補助光 ライブ撮影前に必ずチェックをしてもらいたい設定に「AF補助光」があります。これは暗い場所でのオートフォーカス時にカメラがピントを合わせるために勝手に発光する光のことです。これが設定ONになっているとシャッターを半押しするたびにカメラから謎のビームをアーティスト側に向けることになります。演奏中にこのビームは迷惑になりますので必ず設定をOFFにしておいてください。ピントを合わせる位置はポートレート撮影と同じ考え方で、基本的には手前側の目にピントを合わせるようにしましょう。 シャッターは連写とワンショットを使い分ける 動きの速いバンドの場合は連写モードにして撮影をしましょう。動きの速い被写体を一枚づつ狙い撃ちして撮るのは難易度が高いです。連写でたくさん撮影し、撮影後に良いものをセレクトしましょう。逆に動きの少ないバンドや静かな曲の時はワンショットに切り替えて一枚一枚狙い撃ちで撮影しましょう。 またシャッター音は意外と大きく静かなライブでは耳障りになります。サイレントモードに切り替えてシャッター音を消しましょう。サイレントモードがないカメラの場合、静かな曲ではなるべくシャッター数を減らし、押すタイミングをドラム音などのタイミングに合わせるなど配慮しましょう。 ライブ撮影でのポイントは? 当日のライブの内容を把握しておくと良いでしょう。バンド側に当日の演奏スケジュールやセットリストをもらっておいて、ライブ中にどう動くかある程度計画しておくことが大事です。この曲の時は盛り上がるからお客さんとバンドメンバー全員を入れた引きのショットを撮影する、静かな曲の時はアーティストのアップ写真を撮影するなど曲によって何を撮影するか計画をたてましょう。またライブ撮影で撮りづらいのがドラムです。ステージの一番奥でひたすらリズムを刻み続けるドラムの人は動けないし、遠いし、照明も暗くてとにかく撮りづらいです. ます。ドラムソロなどがあればその時に撮影に集中しましょう。初めて撮るバンドで曲の内容がわからない場合は事前に盛り上がる曲や見せ場を聞いて確認しておくと良いですね。 ライブ撮影のコツ 撮っておくべきショット 1.アーティストそれぞれのアップ   標準ズームや望遠ズームのレンズを使って個人の半身アップの写真を撮影しましょう。     2. メンバー全員を入れた引きのショット   できればメンバー全員を入れた写真が欲しいところです。立ち位置によってメンバー同士が重なってしまい、ドラムの人が写らないなど難易度の高い撮影になりますが、構図を先に決めておいて、動きによって全員がきれいに入るタイミングを見計らってシャッターを切るようにしましょう。     3. お客さんも含めた会場全体のショット   ライブ写真の醍醐味でもあるアーティストとお客さんの一体感を撮影しましょう。最後の曲やアンコールは必ず盛り上がるので、ライブの終盤は会場の後ろに立ち位置を変えて会場全体を広角レンズで撮影すると良いですね。   この1から3の写真をバリエーション良く撮影するにはそれぞれの写真を舞台の上手(客席から見て右側)、中央、下手(客席から見て左側)と立ち位置を変えながら撮影していくといろんなアングルで撮影ができます。曲が終わるごとに上手から中央へ中央から下手へと曲間に移動すれば目立つことなくスムーズな撮影ができますね。ライブ撮影は事前にどう動くか計画を立てておくだけで焦らずに良い写真を撮影することができます。あとはたくさん撮影をすることですね。むずかしいのでボツ写真ばかりになることもありますが、ライブ撮影は写真の腕を鍛える良いチャンスでもあります。

ライブ撮影と言えば「むずかしい!!」の一言です。どうしてむずかしいのかと言うと、撮影したことのある人ならわかると思いますが、屋内のライブハウスなどは会場内が暗いので、写真がブレてしまうんです。暗いとピントも合いませんね。そんな暗い状況でさらに動きの速いアーティストを撮ればブレブレ写真を大量生産してしまい、結果一枚もまともな写真がなかった、ということになります。今回はライブ撮影を頼まれてしまったけど経験がないから不安な人や、好きなアーティストを上手く撮影したいという人たちへ向けてライブ写真の撮り方とカメラの設定をお伝えします。(全2回で予定) ライブ撮影のマナー まずは第一にそのライブが撮影可能なのか確認が重要です。撮影OKでも条件があればそれを守るようにしましょう。次に撮影する上で一番気をつけたいことは   お客さんの邪魔にならないように撮影すること   です。いろんな場所から撮影したいからといってやたらとお客さんの前をうろついたり、一番前の良い場所を陣取って三脚を立てたり、お客さんの目につくような行動は避けましょう。   ◉ 三脚や一脚は邪魔になるので使わない   ◉ うろうろしない 最前列を移動するときも腰をかがめて身を低くし、お客さんの視覚に入らないように配慮して行動しましょう。   ◉ ストロボ撮影は禁止 会場内の暗さからストロボを使いたくなりますが、発光するたびにお客さんも気になるし、アーティスト側にも光が眩しくて演奏の妨げになり迷惑になります。   ◉ シャッター音に気をつける 静かなライブでは一回のシャッター音が会場中に響き渡ります。これもお客さんに耳障りになるのでサイレントシャッターに設定して撮りましょう。   ◉ ライブビュー撮影はしない 暗い会場内では液晶モニターの明かりも見る側の妨げになります。撮影データを再生してチェックするときも周囲に見えないようにしたり、ミラーレスならファインダー内でチェックをしましょう。 ライブ撮影に向いているカメラ、レンズ ◉ ライブ撮影に向いているカメラ   レンズ交換が可能な一眼レフかミラーレスになります。暗い状況の中で撮影することになるので、できればフルサイズセンサーのカメラがベストになります。センサーサイズはマイクロフォーサーズ→APS-C→フルサイズの順に大きくなりますが、センサーサイズは大きいほど光を取り込む量も大きくなりますので、ISO感度を上げてもノイズの少ない写真を撮影することができます。また狭いライブ会場などでは広角レンズじゃないとステージ全体や会場の全景が撮れない場合もあるので、画角のことを考えても広角側に強いフルサイズのカメラが最適になります。フルサイズは高額になるので手が届かないという場合は、APS-CやマイクロフォーサーズでもOK。高感度や連写性能に強い機種にすれば大丈夫です。 キヤノン EOS5D Mark Ⅳ ニコン D850 ソニー α7 Ⅲ ペンタックス K-3 Mark Ⅲ ニコン Z50 ソニー α6400   など   ◉ ライブ撮影に向いているレンズ   暗い状況で撮影するので明るいレンズ(開放F値の数字が小さいもの)が必要となります。開放F値の数字は小さいほど暗い状況に最適ですが、価格面で高額になります。最低でもF2.8程度のレンズは必要です。焦点距離についてはアーティストがステージ上で動き回ることもあるので、いろんな画角にすぐに対応できるようにズームレンズがおすすめです。特に大三元レンズと言われているズーム全域で開放F2.8通しの3本があれば完璧です。   【広角ズーム 16-35mm F2.8】   ステージ上のメンバー全員の引きの写真や、会場全景を撮影するのに使います。会場のうしろ、ステージの袖からお客さんとアーティストが一体となって盛り上がっている瞬間はライブ写真の醍醐味です。   【標準ズーム 24-70mm F2.8】   ステージ前でアーティストの半身アップや表情などの撮影に使います。   【望遠ズーム 70-200mm F2.8】   ステージ前に近づけないときや会場が大きい場合にアーティストをアップで撮影します。ステージの一番奥に位置するドラムの人のアップを撮影する時にも使えます。背景ボケが大きいのでステージ上でアーティストを際立たせましょう。   余裕があれば、画角の変更はできないけども、F値の明るい単焦点レンズもシャッタースピードを速くすることができるのでおすすめです。また18-200mmなどの高倍率ズームレンズもF値は暗くなりますがレンズ交換をする必要がないので機動力という点では優れています。 ライブ撮影であったら便利な小道具 ◉ 小型のLEDライト   ライブが始まると会場内は暗いので手元を照らせる小さなライトがあると便利です。カメラのボタン操作やSDカードを交換時に落とした!などトラブル時にも明かりがあると助かります。   ◉ 脚立   一段タイプで十分です。会場の一番後ろから脚立に乗って撮影をすることで角度がついてお客さんとステージ上のアーティストを一緒に撮影することができます。使用する場合は会場の人に許可を取りましょう。   ◉ 耳栓   舞台の上手(客席から見て右側)、下手(客席から見て左側)にはスピーカーが置いてあります。この位置で撮影することが多いので耳栓をしておくと安心です。私は過去に耳栓をしないで撮影していて、その後一週間ほど耳鳴りが止まらなくなった経験があります。音響障害という病気になるので注意しましょう。   今回はライブ撮影に必要な撮影マナーとライブ撮影に向いているカメラ、レンズをご紹介しました。次回はライブ撮影に必要なカメラの設定と撮影ノウハウをお伝えします。

現代では「写真を撮る」ということはスマホやデジカメで撮ることですが、デジカメが普及する以前は写真を撮ることは「フィルムで撮る」のが一般的でした。最近のフィルムカメラブームのおかげで、若い世代の人たちが写ルンですやフィルムカメラを使って何やら「エモい」とされる良い感じの写真を撮ることが流行っていますね。今回はフィルムから写真になるまでの仕組みをわかりやすく簡単に説明します。 フィルム現像とは? フィルムカメラのことを「銀塩カメラ」とか、フィルムで撮った写真のことを「銀塩写真」という言い方をします。この理由は、フィルムの表面には感光材料が塗布されていて、銀や塩素の化合物でできているからです。銀と塩素で「銀塩」ということですね。   この銀と塩素の化合物でできた感光材料に、カメラのレンズを通して入ってきた光がフィルム面に当たると化学反応を起こします。この化学反応でフィルム上に「潜像」を形成します。この潜像の段階ではまだフィルム面に画像は見えていません。 撮り終わったフィルム(潜像を形成したフィルム)を写真屋さんに持って行き、現像をお願いします。現像処理をすることで潜像から「像が現れる」つまり現像をすることで初めて目に見える画像になります。   フィルムを現像するということは、薬品を使い化学反応によってフィルムの潜像を目に見える画像にするということです。   デジカメで言う「RAW現像」という言葉がありますが、これはRAW形式で撮影した生データをソフトウェアを使って色味、明るさなどを調整してJPEGやTIFFf形式に変換して出力することを言います。フィルム現像とRAW現像では根本的に違いがあります。 フィルム現像の仕組み フィルムの現像は写真屋さんに持って行ってお願いするのが一般的です。フィルムを預けたあと、どのような処理が行われているのでしょうか?見ることができないので未知の世界ですね。一般的な「写ルンです」やカラーネガフィルムの現像工程を簡単に説明します。「写ルンです」はカメラの内部にフィルムが装填されていますので「写ルンです」本体からフィルムを抜き出してから現像処理が行われます。 ◉「フィルム現像機」という機械に入れて現像処理を行う   大きな機械で、富士フィルムやノーリツ製の機械が多いです。内部にはフィルムを現像するための薬品が入っています。まずはフィルムの先端を少しだけ引き出します。(ベロ出し)フィルムをパトローネ(フィルムの容器)に入れたままの状態で現像機に装填します。現像機の蓋を閉めると処理が開始され、現像機に入ったフィルムはパトローネから引き出されていき、薬品による現像処理が行われます。   1、発色現像 2、漂白 3、定着 4、水洗 5、乾燥   という行程で現像処理を行います。全体の行程は現像機内で自動で行われ、処理時間は10分程度です。この現像処理をすることでフィルムの潜像が薬品の化学反応により現れて目に見えるようになりますが、色や明暗が反転しているのでそのままでは鑑賞できません。 上の写真はネガフィルムとポジフィルムの比較です。上が現像後のネガフィルム。色、明暗が反転しています。対して下はポジフィルム(リバーサルフィルム)です。現像後、色、明暗ともネガフィルムのように反転していません。ポジフィルムは現像処理の仕方や使われている薬品はネガフィルムと異なります。   ◉現像されたネガをスキャンして出力する   次に現像されたネガをフィルムスキャナーで読み取り、パソコンに取り込みます。この時にフィルムの反転した画像はさらに反転されて表示されます。ここでようやく肉眼で見た色や明暗をモニター上で見ることができます。この段階で必要があれば明暗や色味などが調整されます。その後プリントや、CD-Rにデータ化、スマホへ転送などの処理が行われます。 フィルム現像後、データ化すると画素数はどれくらい? 現像後に写真をデータ化してしまうと一般的にはJPEG形式で150万画素から200万画素程度になります。写真をSNSへアップしたり、スマホで友達と画像をシェアするなら十分な画素数です。JPEG、もしくはTIFF形式で600万画素や2400万画素など、高画素でデータ化するサービスを受付しているところもありますが価格は高くなります。 現像後のフィルムはどうする? データ化してパソコンやスマホに保存しているからネガは不要では?と思いがちですが、ネガは写真の原板となるものなので保存しておくことをおすすめします。データからプリントをする場合、200万画素程度ではLサイズから2Lサイズ程度までしか引き伸ばしができません。ネガ原版があると2Lサイズ以上の大伸ばしプリントに対応できたり、高画素でデータ化したりと後からいろんな加工も可能となります。何よりも大切な思い出を保存するという意味では、データだけでは破損や消去してしまう可能性もあるので、ネガも大切に保管をしておきましょう。

前回に引き続き、Nikon Z fcについてお伝えしきれなかったことを今回お話したいと思います。 私はもともとニコンユーザーだったのですが、それも古い話で2000年発売のフィルム一眼レフF80sから、2008年発売のデジタル一眼レフD90までニコンを使っていました。その後ソニーを経てフジフィルムへと変移していき、すっかりご無沙汰のニコンでしたが今回、Z fcで久々にニコンのカメラを使ってみて「やっぱりニコンも良い!」と浮気心を爆発させています。特に今回Z fcを使ってみて良かったと思う点は「色味」について。ニコンのD780やZシリーズに搭載されている「Creative Picture Control(クリエイティブピクチャーコントロール)」(以下CPCと表記します)の色の表現がとても楽しく面白いので、今回は作例と合わせてご紹介します! ピクチャーコントロールよりさらに独創的に表現可能 2008年発売のD90にもピクチャーコントロールシステムとしてビビッドやニュートラル、ポートレートなど数種類のフィルター効果が搭載されていましたが、当時はそんなに色味や仕上がりを変えて撮るような撮影の仕方はしていなかったので、ほとんど使ったことのない機能でした。   Z fcのカタログを見たとき、これニコンのカメラで撮ったの?と思うほど爽やかで透明感のある色味にびっくりしたのですが、実際にZ fcを使ってみるとこれまでのニコンの色味だなぁと感じたのですが、「i」ボタンの中に見つけたCPCの機能。カタログの色味の正体はこれか!と色々と試してみました。 Creative Picture Controlは全部で20種類 昔から搭載されているピクチャーコントロールは8種類搭載されていますが、さらに独創的な表現を可能にするCPCは20種類あり、静止画だけではなく動画でも適用できます。それぞれ効果の度合いも調整可能です。(適用度:0~100・10ステップ刻み)どれぐらいの効果を反映させるかは液晶モニターや電子ビューファインダーで確認しながら調整ができるので、思い描いたイメージ通りの写真が撮影できます。   【ピクチャーコントロール】   オート/スタンダード/ニュートラル/ビビッド/モノクローム/ポートレート/風景/フラット   【CPC】   ドリーム / モーニング / ポップ / サンデー ソンバー / ドラマ / サイレンス / ブリーチ  メランコリック / ピュア / デニム / トイ セピア / ブルー / レッド / ピンク チャコール / グラファイト / バイナリー / カ ーボン    撮影後にゆっくりとCPCを選びたい場合は、RAWデータも同時に記録しておくと便利です。ニコンのRAW現像ソフト「Capture NX-D」を使用してパソコンのモニター上で効果を確認しながらいろいろ試せるのが楽しいですね。ソフトでも適用度の調整は可能です。まずは基本で搭載されているピクチャーコントロールの効果からご紹介します。 【スタンダード】 バランスの良い標準的な色味で全ての被写体に使用できます。 【ポートレート】 優しい雰囲気になりました。人物に使用すると肌が滑らかになり自然な表現ができます。 【風景】 色にメリハリが出て色鮮やかになりました。 【フラット】 シャドー部分からハイライト部分までコントラストが弱くなりました。 続いてCPC20種類の中からいくつかご紹介します。 【ドリーム】 線がやさしくふんわりとした印象です。色味は暖色系になります。 【ポップ】 彩度が高くなり、被写体の色味が際立ちます。 【サンデー】 日曜日の朝の光というイメージでしょうか。濃度が明るくなりました。 【ソンバー】 彩度は高めになり、少しアンダー気味になります。 【サイレンス】 限りなく彩度を低くして、軟調なモノクロに近い仕上がりになります。 【メランコリック】 フィルムのようなレトロ調に。マゼンタが全体的にかかり優しい印象になります。 【ピュア】 これもフィルム調でシアンが全体にかかり軟調な仕上がりになります。 古いニコンのカメラでも適用できる もしかして?と思い試してみたのですが、D90で撮影した昔のRAWデータを「Capture NX-D」に取り込んでみると、なんとCPCが適用できるんです。写真の色味を変えずになるべくリアルな写真を撮っていた頃の作品をCPCで加工すると、14年前の写真が新たな写真に生まれ変わりました。 【元データ】 【メランコリック 適用度70%】 普通の景色が映画のワンシーンのように印象的です。 【元データ】 【レッド 適用度40%】 褪色した古いネガフィルムのような仕上がりになりました。   いかがでしたか?たくさんあるCPCの中から一部ご紹介しました。何気ない風景でもCPCで「良い感じ」に仕上げることができ、ファインダー越しに見える無限の世界を表現するのに最適なカメラだと思います。   現在、Z fcはボディの人工皮革部分の張替えができる「プレミアムエクステリアキャンペーン」を開催中です。全6色の中から選べるようになっています。締め切り間近だと思いますので購入検討の人はお急ぎくださいね!

先日、桜が満開になった日にニコンZ fcを借りたので撮影に行ってきました。 あいにくの雨模様でしたが、満開の桜を見ようと大勢の人でいっぱいでした。ほとんどの人がスマホで撮影をしていて、カメラで写真を撮っているのは私だけという光景にびっくりです。これではカメラが売れないワケです… クラシックでレトロな外観は存在感が強いのか、人の視線を集めるカメラのようです。近くにいた小さい男の子がZ fcを見て「カメラだー!」とはしゃいでいました。   「写真はカメラで撮るんですよ」   って教えてあげたい(笑)スマホで撮影をする便利さや速写性も大事だけど、Z fcの軍艦部のごちゃごちゃしたダイヤルを回して、ファインダーをのぞいて、露出や色味をいろいろ試行錯誤してみる。この一連の流れは面倒だと感じる人が多数意見だと思うのですが、この面倒くさいことをやりたくなるのがZ fcの魅力なのかなと。懐古主義だけではない写りのシャープさや色味、ボディの軽さ、操作の質感はとても現代的です。Z fcのカタログから見ても若い女性ユーザーに向けられているのがわかります。現在のフィルムブームの中、InstagramをはじめSNSで自分を表現するカメラ女子たちに使って欲しいオシャレなカメラですね。もちろんカメラ男子やフィルムニコンを使っていたおじさま世代にも使ってもらえるスペックのカメラです! ニコン Z fc てどんなカメラ?スペックは? 今回借りたのは「Z fc 28mm f/2.8 Special Edition キット」です。このレンズキットの28mmが優れものです。なんと最短撮影距離が0.19m!!ここまで寄って撮れるのは嬉しいですね。そしてなんと言っても手に取った時の軽さにびっくりです。フィルムカメラを思わせるビジュアルから想像すると、ずっしりと金属の重みがイメージされますが、持った瞬間「軽っ!!」と思ってしまいました。 この軽さの理由はボディの作りにあります。いろんなサイトやブログのレビュー記事でこのZ fcボディーのプラスチック感が残念という声を良く見かけます。どうしても見た目がニコンFM2を思わせるイメージなので、まさかのプラスチックパーツにみなさんがっかりされているようですね。でも作り手や売り手からすれば、重たいカメラは受け入れてくれない、価格も高くできない、となればこのような仕上がりになるんでしょうね。名前の由来にある「Z fc」のcの意味合いはカジュアル(casual)のcだということで、プラスチックパーツによるボディの軽さはカジュアルに持ち出して欲しいということなのでしょう。 先ほど「軍艦部のごちゃごちゃ」と言いましたが、軍艦部というのは最近のデジカメでは聞きなれない言葉だと思います。昔のレンジファインダー式のフィルムカメラなどでカメラの上部カバーとそれに付随する部品のことを言います。ダイヤルやレバーなどがごちゃごちゃと存在しているさまが船(軍艦)の上部を連想させるからということです。Z fcはこの軍艦部のデザインが特徴的ですね。   デザイン性だけではなくスペックもしっかりしています。2019年発売のZ50の機能を引き継ぎ、画像処理エンジンはEXPEED 6が採用されZレンズの性能を最大限に引き出してくれます。動画性能も高く、クロップなしの4K UHD/30Pの収録にも対応しています。   【Z fc ボディ】   マウント:ニコンZマウント フォーマット:ニコンDXフォーマット 有効画素数:2088万画素 ISO感度:ISO100〜51200 手ぶれ補正:なし AF方式:ハイブリッドAF(位相差AF+コントラストAF) フォーカスポイント:209点 画像モニター:バリアングルモニター3.0型 シャッタースピード:1/4000〜30秒 ピクチャーコントロールシステム:20種類 質量:390グラム   【NIKKOR Z 28mm f/2.8 レンズ】   マウント:ニコンZマウント 35mm換算:42mm 最短撮影距離:センサー面から0.19m 絞りの範囲:F2.8〜F16 質量:160グラム さて、使ってみた感想です。ニコン「Z fc」は   「写真を趣味にする人たちがさらに趣味に没頭するためのカメラ」   なのかなと思いました。自分の世界観を表現するのにゆっくりと時間を与えてくれるような感覚を覚えました。しかし名前の由来にある「Z fc」のカジュアルさというコンセプトは「今日は写真を撮るぞ!」って意気込む必要もなく、そのときの気分でカバンにさっと入れて持って行くカメラ。だけどZ fcのしっかりとしたスペックの高さと高画質な写りは多くの人を納得させる性能と描写を合わせ持つカメラです。   またクラシカルでレトロなデザイン性の高さは持つ人の所有感を高めてくれます。私の手にもしっくりと持つことができる絶妙な大きさもまるで身体の一部のように感じてしまうほどです。いつでも一緒にいたくなる相棒のようなカメラになると思います。

前々回は写真のブレ対策についてお話しましたが、本日はピントが合わない場合の対処法をお伝えします。ブレもピンボケも写真を不鮮明にしてしまい、せっかくの写真もブレやピンボケでは台無しになってしまいます。撮影中にピントが合わない!という突然のトラブルに対応できるよう対処方法を身につけましょう。 カメラやレンズの設定が原因の場合 ◉オートフォーカスボタンがオフになっている   ピントが急に合わなくなったと思ったら、カメラの設定でAFボタンがオフになっていた、という場合です。操作を間違えて撮影中に意図せず設定を変えてしまうことがあります。設定を見直してもどこをさわったのかわからない場合は、一度設定をリセットしてみましょう。またキヤノンなどレンズ側にAF(オートフォーカス)/MF(マニュアルフォーカス)の切り替えボタンがある場合、カメラバックの中でボタンが動いてしまって知らない間にMFになっていたということもあります。   ◉ファインダーの視度調整が合っていない   ファインダーの周りについている視度調整ダイヤルが自分の視力に合っていないと撮影時、画像がぼやけて見えます。ファインダー越しにぼやけて見えても撮影した写真はピントが合っているという場合は視度調整がズレています。ファインダーを覗きながらシャッターを半押しして、ピントが一番はっきりと見える位置になるようにダイヤルを調整してください。 ◉フォーカスポイントが移動してしまっている   フォーカスポイントはカメラ側の十字キーなどで任意に動かすことができます。意図しない場所になっている場合があるので見直してみましょう。   ◉カメラとレンズがきっちり装着されていない   カメラとレンズは電子接点を通して情報のやりとりをしています。レンズを交換した時に「カチッ」と音がするまできっちりと回して装着しましょう。   また、この電子接点部分に汚れやキズがあるとお互いの情報のやりとりがうまくできずにピントが合わなかったり、シャッターが切れないなどの動作に問題が出ることがあります。汚れがあれば乾いた柔らかい布や綿棒で接点部分を優しく拭いてみましょう。 撮影環境や撮影方法が原因の場合 ◉オートフォーカスが苦手な被写体の場合   オートフォーカスはカメラ任せになるので苦手なシーンがあります。   ・明暗差(コントラスト)がないもの。真っ白な壁や雲ひとつない空。被写体と背景の色が同化していてコントラストが少ないもの   ・ビルの窓など繰り返しパターンや同じ模様が連続するもの   ・明るすぎる、または暗すぎる   ・逆光の場合 ・水面やガラス越し、光沢が強くキラキラしているもの   ・高速で動いているもの   ・フォーカスエリアの中に距離の異なるものが混在しているとき。動物園など、フェンス越しに撮影するときは手前のフェンスにピントが合ってしまう。 AFが苦手な撮影シーンではマニュアルフォーカスに切り替えて手動でピントを合わせましょう。動きの速い被写体はフォーカスモードをAF-C(コンティニュアスAF)に設定すると動きに合わせてAFが追従してくれるのでピントが合いやすくなります。   ◉被写体に近づきすぎている   レンズには最短撮影距離というものがあり、レンズによってその距離は異なります。標準レンズであれば0.3mや0.4m前後、望遠レンズで1mぐらいです。それよりも近づいて撮影をするとピントが合わないようになっています。少し離れてピントを合わせてみてください。   ◉絞り込みすぎている   レンズは絞りすぎると回折現象(小絞りボケ)という画質劣化を起こしてしまいます。F16以上絞り込むと回折現象によって解像力が悪くなり、画質が損なわれてしまいます。絞りすぎには注意しましょう。最近のデジカメなら「回折補正」という機能がありますのでオンに設定しておきましょう。 ピンボケではなくブレの可能性 写真をパソコン画面などで大きく表示してみて画像にズレが見られたらピンボケではなくブレの可能性があります。シャッタースピードが遅かったり、カメラの構え方による手ブレで画像がブレてしまっているのかもしれません。手ブレ補正の機能がある場合は必ずオンに設定しておきましょう。 故障の可能性もあり 設定や撮り方など上記のことを試してみてもピンボケが解消されない場合は、カメラボディかレンズのどちらかか故障していると考えられます。同じカメラシステムで他にカメラボディやレンズがある場合はそれぞれを付け替えてみて同じようにピントが合わないか確認をしてみましょう。   他のレンズをつけてピントが合う場合 →レンズ側の故障   他のボディにつけてピントが合う場合 →ボディ側の故障   この方法でカメラ、レンズどちらの不具合か切り分けができます。メーカーに修理を依頼しましょう。どちらの不具合か切り分けが出来ない場合はカメラ、レンズの両方を修理に出してください。

今回は大阪から日帰りで行ける無人島「友ヶ島」のご紹介です。和歌山県加太の紀淡海峡に浮かぶ無人島で、明治時代に日本陸軍により外国艦隊の侵入を防ぐ目的で砲台や防備衛所が造られた場所です。現在もその当時の砲台跡や建物が残ったままで廃墟となっていますが、観光地化され島内ではキャンプや釣り、アウトドアも楽しめるようになっています。また廃墟となった砲台跡は、まるでジブリの「天空の城ラピュタ」の世界のようで映画のロケ地になったり、コスプレイヤーが撮影に利用したりとフォトジェニックな場所としても有名です。 友ヶ島へのアクセス(大阪〜友ヶ島) 大阪からなんばまで行き、なんばからは南海電鉄に乗ります。南海特急サザン25号和歌山市行きに乗って一時間ほどで和歌山市に到着。その後、南海加太線に乗り換え、25分ほどで加太駅に到着します。友ヶ島行きの船が出ている加太港まで徒歩で15分ほど歩きます。加太港からフェリーに乗り、20分ぐらいで友ヶ島へ到着です。大阪からなら二時間半ほどで到着します。加太港周辺には駐車場もありますので車で行っても大丈夫ですよ。   【フェリー名】友ヶ島汽船   【価格】大人 往復2,200円 子供 往復1,100円   【運行時刻】季節により変動あり。ハイシーズンは臨時便が出るようです。荒天の場合は運行中止する場合があります。   船の出航時間に合わせてスケジュールを組むと良いですね。荒天の場合は船は出航してくれません。私は友ヶ島へは三度訪れていますが一度だけ晴れていたにもかかわらず、強風ということで加太まで行って欠航になってしまったこともあります。その日の運行情報は友ヶ島汽船のホームページ上で発表されますのでチェックしてから行きましょう。船が欠航した場合、行き先の代替案を考えておくと良いですね。フェリー乗り場では島内の散策マップをもらうことができます。 友ヶ島での注意点 友ヶ島は無人島なので自然が豊かすぎます!歩きやすい靴、帽子、長袖長ズボン、軍手、砲台跡は真っ暗なので懐中電灯も必要です。もちろん無人島なので食料や飲み物も用意していってください。トイレは観光地化されているおかげでバイオトイレが数カ所設置されています。 私が行ったときはコウモリやヘビ、大きすぎる昆虫たちにいっぱい遭遇しました。しかし怖いものばかりではありません。鹿やリスも島内にいますので探してみてください。マムシやヘビの駆除をする目的でクジャクが数羽が放たれているようですが、これはいまだに見たことがありませんね。 またキャンプで泊まりで行く場合は注意が必要です。行きは天候よくても帰りの日が荒天なら船は出ません。迎えの船が来ないということは島に置き去り。無人島サバイバル生活の始まりということです。これは大変なことになります(泣) 友ヶ島は撮影スポットがいっぱい 島へ上陸したら散策マップを見ながらお散歩開始です! 島内にはこのような砲台跡地が第一砲台から第五砲台まで5ヶ所あり、現在では一部立ち入り禁止のところもあります。この島は第二次世界大戦まで一般人の立ち入りは禁止され、当時の地図には白く塗りつぶされて記載されていなかったようです。島内の遊歩道の道幅が広いのは砲台などへ通じる軍用道路として開削されたためということです。第二次世界大戦は航空戦主体となり、海からの外国艦隊の侵入を防ぐ目的で造られた砲台は結局使われなかったということです。終戦後、第二砲台のみGHQにより爆破処分され、残りはそのまま現在まで残っています。朽ち果てた赤レンガの建物は草木に覆われ、ツタが生い茂る様子は時間の流れを感じますね。 こちらが有名な撮影スポットの第三砲台跡になります。映画や雑誌のロケ地にもよく使われ、2003年には土木遺産として認定されています。少し怖い雰囲気ですね。この建物は五つある砲台の中でも最大規模になります。中に入ることができますが真っ暗なので撮影をする場合はストロボを持って行きましょう。 こちらは第3砲台跡の中です。円形の場所は大砲を据えて置く砲座というものです。雨水が溜まってしまい池のようになっています。 こちらの建物は旧海軍聴音所跡です。大阪湾に侵入する潜水艦のスクリュー音を24時間体制で警戒し、有線式の機雷で迎撃する施設になります。潜水艦のスクリュー音をどうやって聞いていたのでしょうか?この窓から監視していたんでしょうね。 加太港の周辺情報 友ヶ島へ行くなら加太港の近所にある「淡嶋神社」にも行ってみてください。ここは人形供養の神社として有名で、奉納されたたくさんの人形を見ることができます。 信楽焼のタヌキがとてもカワイイですよ。淡嶋神社の隣には美味しいごはん屋さんもあります。フェリーの待ち時間に行くことをおすすめします。 友ヶ島は主に砲台跡などの建物が撮影場所のメインになりますが、島の中央部にある深蛇池の周辺では見たことも無いナゾの湿地帯植物が群生していて面白いです。植物に興味のある人は深蛇池の周辺まで行ってみてください。また、歴史に興味のある人は役の行者に始まる修験道にまつわる史跡が残っていたり、行場も未だに現存しています。 ぜひカメラを持って行ってみてくださいね!

写真がブレる。個人的にはブレ写真は好きです。たまたま撮れてしまったブレ写真には思いもよらない不思議な造形でびっくりしたり、ときにはマンガの効果線のように躍動感があったりします。ブレてはっきりと写っていないから、ぼんやりとした被写体からはいろんな面白味を感じてしまいます。最近では「手ブレ加工」というわざと手ブレっぽい写真に加工することができるアプリが流行っているようですね。   しかし一般的にはブレ写真=失敗写真です。。お子さんの運動会や音楽会、結婚式など、動き回る被写体だったり、場所が室内で暗かったりするとブレやすい状況になり、大事な場面でブレて失敗写真を撮ってしまったという経験は皆さんもあると思います。美しい絶景に出会ってもブレた写真ではきれいな風景も台無しです。今回はブレの種類と原因、対策を知っていただき、大事な場面での失敗写真を無くしていきましょう。 ピンボケとブレは違う どちらも写真の写りを不鮮明にしてしまうものですが、まずはピンボケとブレの違いを明確に判断できるようになりましょう。   ◉ ピンボケ   パソコンで画像を拡大表示してみて全体的、または主となる被写体がぼんやりと写っているものはピンボケ写真です。ピンボケの場合、フォーカスポイントをしっかり被写体に合わせれば解消できます。 ピンボケ写真です。全体的にぼんやりと写っています。   ◉ ブレ   同じくパソコンで拡大表示をしてみて画像が上下左右に画像がズレて写っているものはブレ写真になります。 ブレの原因とは? 撮影時にカメラや被写体が動いてしまうことでブレが発生します。写真はシャッターボタンを押した瞬間からシャッター幕が開き、レンズを通して入ってきた光をイメージセンサーで受けます。シャッターが開いている間、イメージセンサーは光を記録し続けます。このイメージセンサーにどれくらいの時間、光を当てるのかというとシャッタースピードの設定によって変えることができます。その時間は1/500秒、1/30秒、1/2秒など任意で変動させることができます。つまりブレというのは、このシャッターが開いている間に被写体やカメラが動いてしまうことで発生します。ブレを防ぐためにはカメラが動かないように固定をするか、もしくはシャッタースピードを速く設定するなどの対策が必要になります。 ブレには2種類ある ◉ 手ブレ   シャッターボタンを押すときにカメラが上下左右に動いてしまうことで起きるブレを「手ブレ」と言います。ブレないように体を静止して静かにシャッターを押しているつもりでも微妙に動いてしまっているんですね。手ブレを起こすシャッタースピードの目安は35mm換算で   1 / 焦点距離   と言われています。つまり35mm換算で50mmのレンズを使って写真を撮る場合、1/50秒以上の速いシャッタースピードで撮影すれば手ブレを防ぐことができます。望遠レンズを使う場合は特に手ブレしやすくなります。上の公式に当てはめると、200mmの望遠レンズを使用する場合、1/200秒以上速いシャッタースピードで撮影をしないと手ブレを起こす可能性があるということです。 カメラの構え方や状況にもよりますが、最近のカメラやレンズには強力な手ブレ補正機能がついていますので、あくまで目安のシャッタースピードとなります。   【手ブレ写真の特徴】   写真全体が一方向にズレている。   【手ブレしやすい状況】   室内や夕暮れどき、夜景撮影など光量が十分でない場合。望遠レンズを使用する場合。 手ブレした写真です。夜の街でのスナップ撮影は光量不足から手ブレしやすい状況です。画面左上の部分を拡大したものが下の写真です。 クリニックという文字が右下の方向へズレて写っています。他の光源も右下方向へズレていますのでシャッターを押した瞬間にカメラが右斜め下へ動いてます。   ◉ 被写体ブレ   シャッターボタンを押したときに被写体が動いてしまって、動いた部分のみブレてしまっている場合は「被写体ブレ」と言います。シャッターが開いている間に被写体が動いてしまうことで起きてしまいます。被写体ブレを防ぐためにはシャッタースピードを速くすると防ぐことができます。   【被写体ブレ写真の特徴】   背景ははっきりと写っているのに被写体の一部がブレてしまっている。 【被写体ブレしやすい状況】   室内や暗い状況で子供や動物を撮影する場合、または電車や飛行機など動きの速いものを撮影するときに被写体ブレが起きやすくなります。 被写体ブレの写真。室内での犬の撮影で動きの速い犬だけがブレてしまっています。   ◉ カメラブレ   手ブレと被写体ブレの他に「カメラブレ」というものがあります。一眼レフの場合だとシャッターを切ったときにミラーが跳ね上がる振動でカメラ全体が揺れてしまい、ブレが起きてしまう「ミラーショック」というものがあります。また一眼レフ、ミラーレス共にシャッターが動作することでわずかな振動によりカメラ全体が動いてしまってブレが発生する「シャッターショック」もあります。 ブレを防ぐための対策いろいろ ◉ シャッタースピードを速くする(手ブレ 被写体ブレ)   絞りを開放側に調整してシャッタースピードを上げる。   ◉ ISO感度を上げる(手ブレ 被写体ブレ)   ノイズに注意しながらできる限りISO感度を上げることで、シャッタースピードを速くすることができます。   ◉ 三脚を使う(手ブレ 被写体ブレ)   または一脚でも上下の揺れは軽減できるので有効。   ◉ セルフタイマーを使う(手ブレ 被写体ブレ)   セルフタイマーには10秒と2秒があり、2秒の方は手ブレ防止に使えます。シャッターを押すことで起きる上下の揺れを軽減することができます。   ◉ ストロボを使う(手ブレ 被写体ブレ)   暗い状況であれば光量が足らないので、ストロボの光で光量を増やせばシャッタースピードを速くすることができます。   ◉ 壁や台を利用する(手ブレ 被写体ブレ)   壁にカメラを押し付ける、もしくは体やカメラを持っている腕を壁に押さえつけるようにして固定する。机や台にカメラを置いたりするのも有効。   ◉ カメラの設定で防ぐ(カメラブレ)   ミラーショックは1/50秒前後のシャッタースピードで発生しやすくなります。防ぐにはミラーを上げたまま撮影ができる「ミラーアップ撮影」という機能を使いましょう。 シャッターショックは高画素機などで目立ちやすく、電子先幕シャッターや電子シャッターを使うことで防ぐことができます。 ブレをコントロールして表現力につなげる ブレの原因とどのようにすればブレない写真を撮ることができるのか理解できれば、逆にブレをだすことも可能になります。ブレているから失敗写真だと決めつけずに、そこにある躍動感や曖昧な雰囲気を出して表現力を高めていきましょう。写真の中に一点でもブレずに静止している部分があればさらにブレは引き立ち、静止している部分とブレている部分のコントラストはとても面白い表現になります。

前回はカメラメーカーの名前の由来(老舗編)でした。今回は続編としてその他の有名メーカーの名前の由来を調べてみました。各社特徴があって面白いですね。使っているメーカーの名前の由来を知るとさらに愛着が湧いてくると思います。前回の記事と合わせてぜひご覧ください!   【前回の記事】     【ペンタックス】   ペンタックスの前身は「旭光学工業株式会社」というメガネのレンズを研磨する町工場からスタートします。独自に培ったレンズの研磨技術や、レンズのコーティング技術で国内初となる映写用レンズやカメラ用レンズ、双眼鏡を作っていました。当時ほかのカメラメーカーは舶来のカメラをお手本にして、二眼レフカメラやレンジファインダーカメラを製造していましたが、旭光学はこれからは一眼レフカメラの時代になると開発を進めて行きます。そして1952年に国内初の35ミリ判一眼レフカメラ「アサヒフレックスI型」を発表します。現在の一眼レフとは違うファインダー構造で、上から覗き込むウエストレベルファインダーのカメラでした。その後、現在の撮影スタイルであるカメラを目の高さで構えて撮る、アイレベルファインダーを実現します。これを実現させるためには光の方向を変える仕組みが必要となり、5角柱のプリズム「ペンタプリズム」を採用しました。1957年に「アサヒペンタックス」が発売されました。ペンタックスの名前の由来はこのペンタプリズムからきています。   ペンタックスのカメラ用レンズ「タクマー(TAKUMAR)」の名前の由来は、旭光学工業の創業者である梶原熊雄の弟である梶原琢磨の「タクマ」からきています。レンズ名の語尾によく使われる「R」をつけて「TAKUMAR」となりました。   【コニカミノルタ】   コニカミノルタはカメラ史において重要な存在ですね。2006年にカメラ事業から撤退を発表し、ソニーへカメラ事業を譲渡しました。コニカミノルタも元はコニカとミノルタが2003年に経営統合して合併した会社です。それぞれのメーカー名の由来を調べてみました。   【コニカ】   1873年、杉浦六三郎が東京麹町で薬種問屋「小西屋六兵衛店」を立ち上げます。25歳の時に写真館で撮影した写真に感動し、写真関係商品や石版印刷材料の販売を開始します。のちにカメラとフィルムを作る会社「小西六写真工業株式会社」へと発展していきました。小西六が作ったカメラということで小西六の「コニ」とカメラの「カ」で「コニカ」になったということです。 コニカのレンズやカメラにはヘキサ(HEXER)やヘキサノン(Hexanon)という名前がありますが、これは小西屋六兵衛の「六」にちなんで、ギリシャ語の「6」を意味するヘキサに由来するそうです。 【ミノルタ】   光学機器メーカーとしてはコニカに次いで2番目に古い歴史を持つカメラメーカーです。 1928年に現在の兵庫県西宮市で創業者の田嶋一雄は2人のドイツ人の協力のもと、カメラの国産化を目指して「日独写真機商店」を創業します。その後「モルタ合資会社」に社名を変更します。ドイツ語で(Mechanismus, Optik und Linsen von Tashima 光学とレンズの田嶋製作所)の頭文字をとって「MOLTA」となりました。これを英語表記にして(Machinery and Instruments Optical by Tashima)の頭文字をとって「MINOLTA」というブランド名が誕生し、のちに社名へ使われるようになります。また諸説ありますが「稔る田」という意味もあり、西宮市の武庫川周辺には田んぼが多く、創業者の母親が「稔るほど頭を垂れる稲穂のように、常に謙虚でありなさい」という言葉から由来するとも言われています。 ミノルタには「ROKKOR ロッコール」というレンズがありますが、これは武庫川から見える六甲山に由来します。 【ソニー】   1955年に「世界のすべての人が読んでも同じ音で読める」として「SONY」のブランドが制定されました。「SONY」の由来はラテン語の「sonus ソヌス」(日本語で音という意味)と、当時流行していた「sonny boy」の「sonny(坊や)」という2つの言葉から生まれました。しかし日本人は「sonny」を「ソンニー」と読む可能性があり、「損」を連想するということで「n」を1つ取って「sony」になったということです。   【リコー】   旧社名の「理研光学工業株式会社」の「理」と「光」を略して1963年に「リコー株式会社」となりました。   【タムロン】   今日のタムロン光学技術の基礎を築いた技術者「田村右兵衛」にちなみ、田村姓をとり「タムロン」と命名しました。   以上、カメラメーカーの名前の由来をいろいろと調べてみました!今回、記事を書くためにたくさん情報を集めていた中で、特に面白かったのは富士フィルムの歴史でした。公式サイトでは「50年のあゆみ」として富士フイルムの歴史が詳細に掲載されていて、とても読み応えがあり興味深い内容でした。皆さんもお使いのカメラメーカーの歴史を覗いてみてください。

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