【カメラの歴史】カメラのはじまりは「暗い部屋」
普段写真を撮るのにスマホやデジカメを使って撮影をしますが、そもそもカメラはいつの時代から存在していたのでしょうか?今回はカメラの歴史についていろいろ調べてみました。
カメラの起源は?
カメラの起源は「カメラオブスクラ(カメラオブスキュラ)」からきています。
カメラ(部屋)オブスクラ(暗い)という意味のラテン語です。
暗い部屋で壁に小さな穴を開けると、その反対側の壁に小さな穴から入ってきた光によって外の景色が逆さまになって投影されるということを発見しました。この原理については紀元前4世紀ごろ、ギリシャの哲学者アリストテレスの時代からあったという説もあり、後のピンホールカメラの原理になったものです。
その後15世紀ごろ、「カメラオブスクラ」という木の箱でできた装置が発明され、この原理を利用して木の箱の中に投影された景色を書き写すということがヨーロッパの画家たちの間で流行しました。15世紀というとピンときませんが、日本でいうなら室町時代のころでしょうか。応仁の乱が発生した頃、ヨーロッパではカメラオブスクラという装置を使って絵を書いていたんですね。まだフィルムもない頃、感光材料の代わりに人間の手書きで景色などを模写(撮影)をしていたということです。つまり「カメラオブスクラ」がカメラの原点ということになります。
最初の実用的なカメラ
19世紀ごろ、フランスのニエプス兄弟によってカメラオブスクラが改良され、道路舗装剤として使われていたアスファルトを感光材料にして、およそ8時間もかけて一枚の写真を撮影することに成功しました。
その後、1839年にはフランスのルイ・ダゲールが銀メッキした銅板を感光材料に使い、初めての銀板写真「ダゲレオタイプ」が誕生しました。これにより露出時間は30分程度に短縮され、世界中で銀板写真ブームが起こります。上流階級の人々が自分自身や家族の写真を残すためにダゲレオタイプは使われたので、この当時の写真はポートレートが多く撮影されたようです。
日本にカメラがやってきた!
ダゲレオタイプが世界中で大ブームのころ日本は江戸時代になります。この頃、オランダ船に乗って写真機材が日本に持ち込まれ、幕末の大名である島津斉彬(しまづなりあきら)の写真が日本人によって撮影されました。従来、それは1841年6月1日とされていましたが現在は1857年9月17日に訂正されています。訂正される前の6月1日を日本写真協会が「写真の日」と制定していますが、誤りであったということが判明した後でもそのまま6月1日を「写真の日」と制定しています。
当時オランダ人からこの写真機材を紹介され、通訳を介してどのように呼ばれたのでしょうか?「カメラ」または「写真機」と呼ばれていたのかは調べてもわからなかったのですが、外国から人間を模写する不思議な木箱がやってきたという感じでしょうね。ありのまま写し撮られることから「写真を撮られると魂を抜かれる」という説が広がったそうです。あまりにも自分自身がはっきりと写し出されることと、写真を撮っている間は数十分じっとして動けないという謎の状況もこの説に影響したとされます。
また、3人で写ると真ん中の人が魂を抜かれるという説まで広がったそうですが、これは当時の写真技術では真ん中にしかピントが合わないという理由があったからだということです。真ん中の人だけガチピンではっきり写ってるから、いちばん魂が抜かれてると考えられたんでしょうね。
その後、1862年長崎に「上野撮影局」という写真館が誕生し、日本初期の写真師として上野彦馬が坂本龍馬や高杉晋作の写真などを撮影しています。創業当時の撮影料は銀二分ということ。決して安くはなかったようです。しかし写真館の人気は高く、長崎県庁の役人の平均年収が120円程度という時代に、上野彦馬は15000円の収入だったというから写真館は大繁盛したということですね。
ロールフィルムの誕生
19世紀後半、感光材料の改良が進んでいきます。この時代の感光材料は光を感じる物質をガラス板にぬったもので、サイズも大きく、取り扱いや持ち歩きがとても不便でした。
1885年にアメリカのイーストマン・コダック社が紙をベースにしたロールフィルムを世界で初めて開発しました。エジソンと協力し映画フィルムの基礎を作ります。この時に規格化された35ミリフィルムが現在でも基本となっています。
その後1888年に100枚撮影できるロールフィルムが内蔵されたコダック初のカメラが販売されます。当時の宣伝文句は
「あなたはシャッターを押すだけ。あとはコダックにお任せ」
(You press the button,we do the rest.)
というものでした。撮影後にコダックにカメラを送ると、10ドルでプリントと新しいフィルムが装填されたカメラが戻ってくるというシステム。
この辺りからカメラは富裕層や専門家だけのものから、多くの人々へ普及していったということです。
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