私も写真撮影が好きで撮影に行くのですが、「あ〜〜〜!やっちまったぁ!」を繰り返しています(泣)。
膝から崩れ落ちました・・・。
膝から崩れ落ちました・・・。
その夜は泣きました・・。
初心者や中級者のカメラマンがよく犯す間違いを避けることで、より魅力的な写真を撮ることができます。
1. 撮影計画の欠如
撮影前に計画を立てることは非常に重要です。
天候、光の条件、被写体の位置など、撮影に影響を与える要素を事前に考慮してください。
サン·サーベイヤー (Sun Surveyor) という太陽や月の位置を知るためのアプリもありますよ。
サン·サーベイヤー (Sun Surveyor)
天候に応じた装備(私は雨天用に大きめのゴミ袋(透明なもの)やシャワーキャップ、タオルなどをバッグに忍ばせています)を準備しましょう。
2. 三脚の使用を避ける
手ぶれを防ぎ、シャープな写真を撮るためには、三脚の使用が推奨されます。
特に長時間露光や望遠撮影では必須です。
この写真はシャッター速度は5秒です。
手撮りではここまでの長時間露光はできないのでこれ1枚だけのために三脚を持っていきました。
SS=5秒
3. 適切なフォーカスポイントの選択
オートフォーカスに頼りすぎず、被写体に合わせてフォーカスポイントを選ぶことが大切です。
この写真では手前の鐘にピントを合わせていますが、逆に奥の列車にピントを合わせて鐘をぼかすこともできますし、手前から奥までピントをあわせる(パンフォーカス)こともできます。
どこを強調したいか?撮影時に悩むことがあれば、いろんなパターンで撮影しておきましょう。
浅めの被写界深度(ピントが合っている範囲)
4. 過度なISOの使用
高ISOはノイズを引き起こす可能性があります。
可能な限り低ISOを使用し、必要に応じてライトを追加することを検討してください。
5. 適切な露出の理解不足
露出を適切にコントロールすることで、写真の明るさとコントラストを調整できます。
露出計を学び、ヒストグラムを使用して露出を確認しましょう。
6. 構図の基本規則を無視する
三分割法や黄金比などの構図のルールを理解し、適用することで、視覚的に魅力的な写真を撮ることができます。
7. 背景のチェックを怠る
被写体だけでなく、背景も重要です。
不要な物体や乱雑な背景が写真の質を低下させることがあります。
撮影時に背景を適切に扱うことは、写真の印象を大きく左右します。
以下に、背景の扱い方についての具体的なアドバイスをいくつかご紹介します。
・背景と被写体の距離を意識する
背景が被写体に近すぎると、写真がごちゃごちゃして見えることがあります。適切な距離を保つことで、被写体を際立たせることができます。
・ボケを利用する
大口径のレンズを使用し、絞りを開放することで、背景をぼかし、被写体を強調することができます。これにより、被写体と背景との距離感を作り出し、被写体を主役として浮かび上がらせることができます。
F2.8で撮影
・色とパターンを考慮する
背景の色やパターンが被写体と調和するように選ぶことで、写真全体のバランスを整えることができます。また、背景の色が被写体を引き立てる色であることも重要です。
・不要な要素を排除する
背景に不要な要素があると、視聴者の注意がそちらに向かってしまいます。シンプルな背景を選ぶか、不要な要素をフレーム外に移動させることで、被写体に集中できる写真を作成できます。
この写真では大勢の人物をいかに見えなくするかを考えてアングルを花の高さ近くまで下げています
・光と影を利用する
背景に光と影を使うことで、写真に深みを与えることができます。光の方向や強さを調整することで、被写体の形や質感を強調することが可能です。
これらのポイントを意識することで、背景が写真に与える影響をコントロールし、よりプロフェッショナルな写真を撮影することができます。
8. ホワイトバランスの調整を忘れる
ホワイトバランスを適切に設定することで、色温度を正確に再現できます。
自然光と人工光の違いを理解し、状況に応じてホワイトバランスを調整してください。
ホワイトバランスによる違い
9. 写真の編集を過信する
撮影時に最善を尽くすことが重要です。
後で修正できると過信せず、撮影時にできるだけ完璧な写真を目指しましょう。
10. 学び続けることを忘れる
写真は常に進化している芸術形式です。
新しい技術やスタイルを学び、常に自分のスキルを向上させることが重要です。
これらのポイントを心に留めておくことで、初心者や中級者のカメラマンはより一層の写真撮影スキルを身につけることができるでしょう。
撮影は練習と経験によって上達しますので、これらのヒントを活かしながら、多くの写真を撮ってみてください。
そして、自分のスタイルを見つけ、それを磨き上げていくことが大切です。
なにはともあれ、撮影に不可欠なカメラを忘れないでくださいませ(笑)。